古代哲学のワークショップがあったので、キャンパスへ行ってきました。

プラトン関係の発表は一つだけ(『エウテュデモス』のあるパッセージについて)で、他はほぼアリストテレスの『二コマコス倫理学』についてのものでした。

修論を書くときに取り上げ、結構ページを割いて議論した論文の著者である、UCデービス教授のヤン・ツァイフさんも来ていて、アリストテレスの証言から、エウドクソスの快楽説がどのようなものだったと推察されるかを論じていました。

ちなみにエウドクソスとは、アリストテレスと同年代くらいに活躍した数学者・自然科学者で、哲学についてもいくらか発言をしていたようなのですが、彼の書いたものは全て失われてしまいました。

昼食はキャンパスの南側にあるピザショップで食べました。

「クラブピッツァ」が4.50ドルとメニューに書いてあり、それほど高くない上に蟹のピザとはめっけものだと思って注文したのですが、これが食べてみてびっくり、蟹は蟹でもカニかまぼこが乗ったピザでした。

もはや詐欺に近い気もしますが、メロンがちっとも入っていないパンをメロンパンと称して売っている国民の一人であることを思い出し、悔しい気持ちをぐっと堪えました。

「メロンのような形をしたパン」がメロンパンで通るなら、「蟹っぽい色・形のものが乗ったピザ」がクラブピッツァで通らない道理はありませんから。

呪うべきは己の無知と浅ましさ。

本物の蟹が5ドル未満で食えるなどという、うまい話があろうはずがないのです。